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エッセンス・オブ・久坂葉子
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久坂葉子/早川茉莉河出書房新社この著者の新着メールを登録する発行年月:2008年04月登録情報サイズ:単行本ページ数:253pISBN:9784309018607【内容情報】(「BOOK」データベースより)彼女が好きだったの。
ブラームスの四番とフランチェスカッティのヴァイオリン、カフェ、手紙を書くこと、お洒落、ゴールデン・バットをふかすこと、そして小説を書くこと—。
19歳の若さで芥川賞候補作家になり、21歳の若さで自殺した伝説の作家が残したきらめく作品の数々。
【目次】(「BOOK」データベースより)1 久坂葉子の誕生と死亡—エッセイ他(久坂葉子の誕生と死亡/私 ほか)/2 スケッチブックからのエスキス—小説(月の夜/愛撫 ほか)/3 幾度目かの最期—小説、手紙、日記(幾度目かの最期/久坂葉子の手紙(北村英三宛) ほか)/4 わたしはこいをした—詩(りんご/れもん ほか)【著者情報】(「BOOK」データベースより)久坂葉子(クサカヨウコ)1931‐1952。
1931年(昭和6)3月27日、父・川崎芳熊、母・久子の次女として神戸市に生まれる。
父方の曾祖父は、川崎造船(のちの川崎重工業)の創立者、母方の曾祖父は、旧加賀百万石・前田斉泰公爵という名門の生まれであった。
本名・川崎澄子。
諏訪山尋常小学校(現・こうべ小学校)、神戸山手高等女学校(現・神戸山手女子中学・高等学校)を経て、相愛女専(現・相愛大学)音楽部ピアノ科中退。
1949年(昭和24)、友人の紹介で小説「港町風景」を持ち、六甲在住の島尾敏雄を訪ねる。
氏の紹介で同人誌『VIKING』の同人となり、以後、富士正晴に師事する。
久坂葉子のペンネームで、『VIKING』誌に小説、詩などを次々に発表。
1950年、『VIKING』誌に発表した「落ちて行く世界」が「ドミノのお告げ」と改題され、雑誌『作品』に掲載される。
これが第23回(上半期)芥川賞候補となる。
神戸の喫茶店でのアルバイト、化粧品会社の広告部嘱託、新日本放送(NJB)嘱託などを経験し、現代演劇研究所創立にも参加しながら、小説や詩だけでなく、新聞にコメントを書いたり、朗読用の脚色をしたり、童話劇を書いたりと広く活動する。
1952年(昭和27)12月31日午後9時45分、阪急・六甲駅で三宮発梅田行特急電車に飛び込み、その生涯を終える。
その日に「幾度目かの最期」を書き上げての死であった早川茉莉(ハヤカワマリ)出版社勤務を経てフリーの編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。
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